楽しいことがたくさん

 小さいころから、私の妄想癖と工作好きは大人になった今でも変わらず、それが消化出来るところが絵本やものづくりにつながっているんだなと、思っています。自分が楽しいことを思い付くと、コーフンしてすぐさま行動するというクセも変わっておらず、時折、周りの人たちから奇異な目で見られるという。
 物語を考えるのも、奇妙な絵を描いてみるのも、可愛くない人形を作るのも、しかけ絵本を作ってみるのも、本当に好き。
私の妄想スイッチが入るときは、面白い本を見つけたとき。自分がたまたま見つけた本から沢山の妄想が広がり、ワクワクが止まらなくなって取り掛からずにはいられなくなるという。
    面白い本との〝出会い運〟が私にはあるようで、たまたま入った本屋を見ていたら、いつも行く本屋では特設コーナーも設けられないような種類の本があったりして。ページをめくっただけでコーフンして、もう帰り道では自分の妄想が広がってしまい新しい作業に取り掛かるという。コーフン大魔王さま。
都内のタイ🇹🇭料理屋さん。お友達と、あれやこれやと語ったひととき。なんか意気投合して。再び都内で会ったとき。青春が無かったから、今が楽しいと言ってくれた彼女の言葉に切なくなった。 

 青春‥

私は、当時、おもいっきり、生きていた。今も、そう。いつも全力で生きていて楽しんで悲しんで傷ついて、そして喜んで幸せを感じて。
幸せを感じるひとときは、一生の中の、ほんの一瞬しかないけれど。その一瞬を強く感じるために、辛くて悲しくて寂しい日々が沢山あるのかなって思っている。
 青春時代って、そんなのが一日のなかで沢山もりこまれて、好きな人に振られて泣いたり恋人できて笑ったり、怒られたり、くだらないことでキャーキャー大騒ぎをしたり。怖いもの知らずな青春が、またみんなと蘇ってくるのかな。 と思うと、もういい大人なのに。
ワクワクが止まらない。

石原冴起

絵本、絵本漫画、Art作品を描いています

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